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SMFG債:祝日とイベントの狭間で45億ドル

2日、三井住友フィナンシャルグループの5本立てドル債(SEC登録、総額45億ドル)が条件決定した。以下は案件レビュー。

格付け 年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債 ブックランナー
A1(M)/A-(S) 5 7.5 2029/7/9 5.316 93 日興/GS/JPM/ジェフリーズ
A1(M)/A-(S) 5 5 2029/7/9 SOFR+117 日興/GS/JPM/ジェフリーズ
A1(M)/A-(S) 7 9 2031/7/9 5.424 103 日興/GS/JPM/ジェフリーズ
A1(M)/A-(S) 10 13.5 2034/7/9 5.558 113 日興/GS/JPM/ジェフリーズ
A2(M)/BBB+(S) 20 10 2044/7/9 5.836 113 日興/GS/BofA/シティ

発行額:億ドル/表面利率:%/対米国債:+bp

三井住友銀行大阪本店(2022年6月30日、大阪市中央区)

香港特別行政区成立記念日(1日)と米国の独立記念日(4日)の合間を縫って登場し、2カテゴリー・5トランシェで幅広い投資家層のニーズを取り込み、総額45億ドルのディールとなった。欧州の政治リスクへの警戒感が一服し、米利下げへの期待が高まる環境を生かしつつ、「発行体の高いクレジットが信認され、TLAC債で約3.4倍、ハイブリッド債で約4.6倍の好需要となった」(SMBC日興)。

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