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武田薬品ドル債:4年ぶり、IPTから最大25bp縮小

6月27日、武田薬品工業の4本立てグローバルドル債(SEC登録、Baa1:ムーディーズ/BBB+:S&P、総額30億ドル、ブックランナー:JPM/MS/BofA)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
10 11億ドル 34/7/5 5.300% +105bp
20 8億ドル 44/7/5 5.650% +115bp
30 6億ドル 54/7/5 5.650% +125bp
40 5億ドル 64/7/5 5.800% +140bp
武田薬品グローバル本社(2018年9月16日、東京・日本橋)

海外市場での起債は2020年7月の8本立て外債(SEC登録、当時Baa2:ムーディーズ/BBB+:S&P、計70億ドル・36億ユーロ、ブックランナー:BofA/MS)以来4年ぶり。今回はドル建ての4本で総額30億ドルとし、いずれの年限もイニシャルプライスソーツ(IPT)から最大25bpタイトな水準に着地した。銘柄の希少性と前回債に比べて少ない発行額がプラスに働いたと見られる。

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