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SMFG債:レイバーデー明け初日に登場、20億ドルで前回-10~20bp

5日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の2本立てTLACドル債(SEC登録、総額20億ドル、ブックランナー:SMBC日興/GS/ジェフリーズ/BofA)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
5 11億ドル 28/9/14 5.716% +135bp
10 9億ドル 33/9/14 5.808% +155bp

三井住友銀行(2019年4月20日、川崎市麻生区)
三井住友銀行(2019年4月20日、川崎市麻生区)

7月6日の5本立てTLAC債(計33億ドル、ブックランナー:日興/GS/ジェフリーズ/シティ)と20年劣後債(A2:ムーディーズ/BBB+:S&P、10億ドル、同:日興/GS/シティ/JPM)に続くドル債で、前回が総額43億ドルだったのに対し、今回は2本で同20億ドルのディールとなった。米国のレイバーデー明け直後という最短のタイミングに登場した一方、起債が集中するなかで、ニューヨーク時間まで同じイニシャルプライスソーツ(IPT)を続けて投資家の関心を引き寄せたうえで、公式ガイダンス(OG)で一気に30bp引き下げる運営とし、最終的に69億ドルの買いを取り込んだ。7月の5年・10年債からは10~20bpタイトニングしている。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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