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SMFGドル債:2カテゴリー・6トランシェ

6日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の6本立てグローバルドル債(SEC登録、総額43億ドル)が条件決定した。以下は案件レビュー。

格付け 年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債 ブックランナー
A1(M)/A-(S) 3 8.5 2026/7/13 5.880 120 日興/GS/ジェフリーズ/シティ
A1(M)/A-(S) 3FRN 4 2026/7/13 SOFR+130 日興/GS/ジェフリーズ/シティ
A1(M)/A-(S) 5 7.5 2028/7/13 5.800 145 日興/GS/ジェフリーズ/シティ
A1(M)/A-(S) 7 6.5 2030/7/13 5.852 165 日興/GS/ジェフリーズ/シティ
A1(M)/A-(S) 10 6.5 2033/7/13 5.776 175 日興/GS/ジェフリーズ/シティ
A2(M)/BBB+(S) 20 10 2043/7/13 6.184 195 日興/GS/シティ/JPM

※発行額:億ドル/表面利率:%/対米国債:+bp

三井住友銀行(2018年9月16日、東京・中央区)
三井住友銀行(2018年9月16日、東京・中央区)

米国の独立記念日(4日)後と雇用統計(7日)の発表前というタイミングに登場。米利上げの再開を巡る警戒感が高まり、金利がボラティリティを伴って上昇するなか、2カテゴリー・6トランシェで起債し、幅広い層のニーズに応えた。総額43億ドルの発行額に対し、その3倍超となる131億ドルの需要を創出している。発行体のドル債市場への登場は2月以来だが、20年劣後債は2021年9月までさかのぼる。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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