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アサヒGHD債:突っ込んでも50億ユーロ超の買い

9日、アサヒグループホールディングスの2本立てユーロ建て債(Baa1:ムーディーズ、総額10億ユーロ、ブックランナー:野村/JPM/BNPP/シティ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対MS
5 5億ユーロ 29/4/16 3.384% +65bp
8 5億ユーロ 32/4/16 3.464% +82bp

アサヒグループホールディングス本社(2023年2月14日、東京・墨田区)

ユーロ建てでの起債は2021年4月の2本立て債(総額14億ユーロ、ブックランナー:野村/JPM/バークレイズ/UBS)以来3年ぶり。欧州で久々の登場であることや、日本の飲料メーカーによる社債、2020年の豪州ビールメーカー・CUB買収で上がったレバレッジが回復していることが欧州を中心とした投資家から注目され、フェアバリューを10bp前後下回るスプレッドで総額50億ユーロ超の買いを取り込んだ。

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