
25日、西日本高速道路の2本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ、総額960億円、主幹事:日興/野村/大和/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ |
---|---|---|---|---|---|---|
90 | 3 | 160 | 2027/7/30 | 0.583 | 14 | 13 |
91 | 5 | 800 | 2029/7/31 | 0.822 | 17.5 | 17 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp
3年債は発行体にとって2013年2月以来、11年5ヵ月ぶりで、道路会社債としては今年度初。先行する東日本高速道路2年・5年債の線形補間から国債カーブ+13bpを導出し、1.4倍ほどの需要を獲得した。基幹年限の5年債は今月の東日本高速債と中日本高速道路債の+17bpを踏襲し、発行額を800億円に伸ばした。
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