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トヨタのサステナ債:長いほど縮小幅大きく、需要60億ドル超は最大

6日、トヨタ自動車のドル建て3本立てサステナビリティボンド(SEC登録、A1:ムーディーズ/A+:S&P、総額15億ドル、ブックランナー:JPM/BofA/シティ/MS)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対米国債
3 5億ドル 26/7/13 5.275% +58bp
5 5億ドル 28/7/13 5.118% +75bp
10 5億ドル 33/7/13 5.123% +108bp

ハリアー(2020年9月21日、横浜市内のショッピングセンター)
ハリアー(2020年9月21日、横浜市内のショッピングセンター)

2021年3月の3本立て債(総額27.5億ドル、ブックランナー:JPM/BofA/シティ)に続く2回目のドル建てサステナ債。3年・5年・10年債を各5億ドル・総額15億ドルで起債し、イニシャルプライスソーツ(IPT)を22~27bp下回る米国債+58bp、+75bp、+108bpに着地した。6日の米国株式相場は軟調な展開となったものの、「確固たるクレジットが支えとなり、需要の勢いに影響はなかった」(シティ)。社債の愛称はWoven Planet債。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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