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JFM5年債:過去最大の需要58億ドル超、非政保プレミアム縮小

16日、地方公共団体金融機構(JFM)の5年グローバルドル債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 106
年限 5年
発行額 15億ドル
表面利率 5.000%
発行価格 99.716
応募者利回り 5.071%(単利)/5.065%(複利)
ローンチ・スプレッド MS+65bp
償還日 2029年4月23日
格付け A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
ブックランナー 大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパ/バークレイズ・バンク/BofAセキュリティーズ/野村インターナショナル

地方公共団体金融機構(市政会館 2017/08/09 撮影 kikuchi)

発行体のドル建て5年物は昨年4月の第102回債(10億ドル、4.125%、MS+81bp、ブックランナー:バークレイズ/BofA/JPM/野村)以来1年ぶり。自身のセカンダリー水準を踏まえた一方、政府保証債との距離を考慮したマーケティングとなり、イニシャルプライスソーツ(IPT)から4bpタイトなMS+65bpで15億ドルを調達した。最終需要はこの4倍近い58億ドル超に上っている。

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