24日、地方公共団体金融機構(JFM)の3年グローバルドル債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 103
年限 3年
発行額 7億5000万ドル
表面利率 5.125%
発行価格 99.962
応募者利回り 5.139%(単利)/5.138%(複利)
ローンチ・スプレッド MS+62bp
償還日 2026年9月1日
格付け A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
ブックランナー 大和証券キャピタル・マーケッツヨーロッパ/バークレイズ・バンク/BNPパリバ/ゴールドマン・サックス・インターナショナル
ドル建ての3年ゾーンには日本政策投資銀行(DBJ)サステナビリティボンド(A1:ムーディーズ/A:S&P、6億ドル、5.125%、ブックランナー:バークレイズ/シティ/GS/みずほ)がMS+62bpで22日に登場しており、JFMはこの2日後に7億5000万ドルのディールで続いた。需要倍率は3.5倍とDBJ債の6.3倍には及ばないものの、「非常に活況だったDBJ債のモメンタムを引き継いだ」(バークレイズ)ことで、ノンラベル銘柄でDBJ債フラットのスプレッドを実現している。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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