フィッチは1日、三菱UFJ銀行と三菱UFJ信託銀行の長期発行体デフォルト格付け(IDR)をA-からAに引き上げた。格付けのアウトルックは安定的。
1ノッチの格上げについて、フィッチは「三菱UFJ銀行の長期IDRは、秩序ある破綻処理において、一般債権者が最終的な銀行持株会社であるMUFG(三菱UFJフィナンシャル・グループ)の調達する破綻処理資金の恩恵を受けるとフィッチが予想していることから、1ノッチ引き上げられている。三菱UFJ銀行はMUFG傘下の重要な子会社であり、2019年以降蓄積された同行の損失吸収力(LAC)は2023年9月末時点でグループのリスクアセットの11%超に上る」と指摘。
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