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鉄道・運輸機構10年サステナ債:政投銀マイナス2bpで地方債並み

16日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の10年CBI認証付きサステナビリティボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 168
年限 10年
発行額 130億円
表面利率 1.019%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+8.5bp/国債カーブ+7bp
参照国債回号 374
参照国債償還日 2034年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年5月30日
格付け AA+(R&I)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー SMBC日興
主幹事 大和/野村
SDGs債種別 サステナビリティボンド
第三者評価機関 DNV

鶴ヶ峰駅付近を走行する東急車両(左)と相鉄12000系(2023年12月17日)

4月の10年物財投機関債が地方債プラス1bpの国債カーブ+9bpだったが、鉄道・運輸機構債は地方債での好調をテコに地方債並みのスプレッドを許容する投資家との会話となり、先行銘柄マイナス2bpの+7bpで2月の前回債(100億円、0.796%、国債カーブ+9bp、主幹事:大和/SMBC日興/三菱UFJMS)に続いて地方債フラットに落ち着いた。130億円の発行額に対し、148億円のオーダーを獲得している。

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