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バークレイズ債:約3年ぶり、TLACのみで500億円超

16日、バークレイズの3本立てユーロ円債(A:R&I/フィッチ/Baa1:ムーディーズ/BBB+:S&P、総額526億円、ブックランナー:バークレイズ/大和/みずほ/MUFG/野村/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 対MS
4NC3 373 2028/5/23 1.233 75
6NC5 28 2030/5/23 1.419 80
11NC10 125 2035/5/23 1.909 92

発行額:億円/表面利率:%/対MS:+bp

バークレイズの店舗(2018年8月)

2021年6月以来約3年ぶりの登場。欧州金融ネームによる今年度初めての円債で、非上位シニア(SNP)債の第1号案件でもある。4NC3債を軸に総額526億円にディールとなった。発行体の11NC10債は初めて。「発行体は常にマーケットを見ており、需要が見込めそうなタイミングを選択した。後続銘柄のベンチマークになった」(バークレイズ)とブックランナーは指摘する。

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