8日、イオンモールの4本立て債(A-:R&I、総額500億円、主幹事:みずほ/SMBC日興/大和/野村/三菱UFJMS/GS/岡三)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|---|
36 | 3 | 105 | 26/12/14 | 0.480% | +33.5bp# |
37 | 5 | 250 | 28/12/14 | 1.107% | +71bp |
38 | 7 | 55 | 30/12/13 | 1.426% | +87bp |
39 | 10 | 90 | 33/12/14 | 1.859% | +105bp |
※発行額:億円、#はキャピタルアイ・ニュース算出
5年グリーンボンド(GB)を軸とした4本で総額500億円を調達した。ボラティリティが高い状況でのマーケティングではあったものの、シングルAマイナスの銘柄であっても7年・10年債で145億円となっており、「厳しい環境でも一定の成果があった」(みずほ)とブックランナーは指摘する。3年債は社債買い入れオペ見合いで買われた先行銘柄との比較だった一方、5年・7年・10年債は既発債の売買参考統計値が水準を考えるうえでのベースとなり、プラスアルファを付けている。トランスペアレンシー方式で運営し、全年限でアカウントX・自己ブックは出ていない。
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