14日、三菱商事の10年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 83
年限 10年
発行額 500億円
表面利率 1.054%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+28bp
参照国債回号 373
参照国債償還日 2033年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年3月21日
格付け AA(R&I)/A2(ムーディーズ)/A(S&P)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 みずほ/大和/野村/SMBC日興
![](https://c-eye.co.jp/wp-content/uploads/2017/09/8cf51424acb700b2e81bcfef07038edb-300x225.jpg)
発行体が国内で発行した社債は2021年9月の60NC5劣後債(1300億円、0.51%、国債+61.3bp<CEYE算出>/MS+57bp、主幹事:三菱UFJMS/みずほ/SMBC日興/野村/大和/GS)が最後だが、シニア債は2018年10月の5年債(当時AA-:R&I/A2:ムーディーズ/A:S&P、0.100%、+15.5bp<同>、同:三菱UFJMS/SMBC日興/みずほ)以来5年5ヵ月ぶり。18~19日の日銀会合を控えるタイミングであるうえ、年度の投資を終えた投資家が多い状況でのディールとはいえ、「希少性とネームブランド」(主幹事各社)を強みに、国債+28bpで当初の300億円程度から500億円への増額を達成し、700億円ほどのオーダーを集めた。
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