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SMFG債:プライスとボリュームのバランス取る

1日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の3本立てTLAC債(AA-:JCR、総額1300億円、ブックランナー:SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
4 4NC3 350 2027/6/8 0.550 59.4#
5 6NC5 550 2029/6/8 0.750 65.0#
6 11NC10 400 2034/6/8 1.200 76.9#

※発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp(#CEYE算出)

三井住友銀行(2018年6月9日、川崎市宮前区)
三井住友銀行(2018年6月9日、川崎市宮前区)

「適切なプライスとバランスの良い発行額を追求する」(SMBC日興)ことをコンセプトに運営し、4NC3債を0.55%、6NC5債を0.75%、11NC10債を1.20%に仕上げ、総額1300億円のディールとなった。1月の前回債と同規模の調達を実現。絶対値マーケティングだが、スプレッドは20~30bp程度タイト化した。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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