19日、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)の2本立て永久劣後債(A:R&I/JCR、総額1880億円、ブックランナー:日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 表面利率 | 対国債 |
---|---|---|---|---|
劣後15 | 永久NC5.42 | 1250 | 1.844 | 160 |
劣後16 | 永久NC10.42 | 630 | 2.248 | 160 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
発行体にとって今年度3回目のAT1債で、今日の分を含む発行総額は5390億円に上っている。メガバンクによる先行AT1債を目安に水準を探り、いずれも国債+160bpに落ち着いた。NC5.42債の1250億円を軸に総額1880億円の規模。「国内AT1債市場の底堅さと投資家の信認の厚さを再確認した」(SMBC日興)。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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