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群銀永久劣後債:地銀初のAT1、SMFG+40bp

群馬銀行池袋支店(2018年7月21日)
群馬銀行池袋支店(2018年7月21日)

19日、群馬銀行の永久NC5年5ヵ月劣後債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 1
発行額 100億円
表面利率 2.244%
ローンチ・スプレッド 国債+200bp
参照国債回号 355
参照国債償還日 2029年6月20日
プライシング基準 JGB
格付けA (JCR)
ブックランナー 野村

地銀初のAT1債として注目が高かった半面、初物に対して慎重な姿勢を示す投資家や、第4四半期でリスクの高い商品を回避する先が存在した。その結果、国債+200bpに着地し、同じ日に条件決定した三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)永久NC5.42債の+160bpに40bpのプラスアルファとなった。当初の想定より厚めの上乗せ幅で150億円ほどのオーダーを取り込んだ。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む