15日、みずほフィナンシャルグループの10年3ヵ月ユーロ建て債が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 10年3ヵ月
発行額 7億5000万ユーロ
表面利率 3.980%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド MS+130bp
償還日 2034年5月21日
格付け A1(ムーディーズ)/A-(フィッチ)
ブックランナー みずほインターナショナル/バークレイズ/HSBCセキュリティーズ/ナティクシス/Danske Bank
ユーロ建てでの起債は昨年8月の7年グリーンボンド(GB、7.5億ユーロ、4.608%、MS+135bp、ブックランナー:みずほ/HSBC/SG/ING/ロイズ)以来およそ半年ぶりで、10.25年という年限は同2月の案件(7.5億ユーロ、4.416%、+140bp、同:みずほ/バークレイズ/BNPP/BBVA)以来ちょうど1年ぶり。13日発表の米消費者物価指数(CPI、1月、前年同月比3.1%上昇)が予想を上回ったことで米国の早期利下げ観測が後退し、ボラタイルな展開となったものの、「欧州は米国に比べると安定していたうえ、直接競合する銘柄もなかった」(みずほ)ことから、MS+130bpで18億ユーロ程度の最終需要を獲得した。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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