12日、みずほフィナンシャルグループの2本立てAT1債(A:R&I/JCR、総額2300億円、ブックランナー:みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対カーブ |
---|---|---|---|---|---|
劣後17 | 永久NC5.15 | 1620 | – | 1.966% | +150bp |
劣後18 | 永久NC10.15 | 680 | – | 2.373% | +150bp |
※発行額:億円
3月に先行した三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)債(総額2000億円、ブックランナー:三菱UFJMS)が国債カーブ+153bpだったことを参考に、セカンダリーでのタイトニングも考慮してのマーケティングとなり、NC5.15・NC10.15債ともに+150bpと、MUFG債マイナス3bpに落ち着いた。大台を確保したことで、総額2300億円のディールに仕上げている。みずほFGの登場は昨年7月の2本立て債(同2610億円、同:みずほ)以来。
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