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兵庫県が5年・10年2本立て、「選択肢を提供」

兵庫県公館(2022年10月26日、神戸市中央区)

12日の地方債市場では、2銘柄の10年債と兵庫県5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。

発行体 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 基準 決定時 方式
愛知県 10 120 34/04/26 0.938 9 8 国債 前日大引 交渉
兵庫県 10 150 34/04/21 0.938 9 8 国債 主幹事
兵庫県 5 200 29/04/23 0.541 8.5 8 国債 主幹事

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

兵庫県が主幹事方式で5年・10年の2本立て債、愛知県が交渉(プレマーケティング)方式で10年債を起債した。いずれも先行並みの国債カーブ+8bpで条件決定し、順調に販売された。兵庫県は2019年度から全年限で主幹事方式を採用しており、今年度も続けている。並走銘柄がなく、兵庫県として独自に対話できるとして、4月第2週を選択した。3月18日に主幹事指名をアナウンスし、26日に発行額や最速4月という時期を知らせた。4月9日のヒアリングで運営に入っている。

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