12日の地方債市場では、2銘柄の10年債と兵庫県5年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
発行体 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 基準 | 決定時 | 方式 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
愛知県 | 10 | 120 | 34/04/26 | 0.938 | 9 | 8 | 国債 | 前日大引 | 交渉 |
兵庫県 | 10 | 150 | 34/04/21 | 0.938 | 9 | 8 | 国債 | – | 主幹事 |
兵庫県 | 5 | 200 | 29/04/23 | 0.541 | 8.5 | 8 | 国債 | – | 主幹事 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp
兵庫県が主幹事方式で5年・10年の2本立て債、愛知県が交渉(プレマーケティング)方式で10年債を起債した。いずれも先行並みの国債カーブ+8bpで条件決定し、順調に販売された。兵庫県は2019年度から全年限で主幹事方式を採用しており、今年度も続けている。並走銘柄がなく、兵庫県として独自に対話できるとして、4月第2週を選択した。3月18日に主幹事指名をアナウンスし、26日に発行額や最速4月という時期を知らせた。4月9日のヒアリングで運営に入っている。
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