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テルモ債:トヨタF意識の運営、5年は3年マイナス1bp

12日、テルモの2本立て債(AA-:R&I、総額700億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
10 3 400 27/4/23 0.519% +24bp 野村/みずほ/三菱/GS/日興
11 5 300 29/4/25 0.686% +23bp 三菱/野村/みずほ/GS/日興

※発行額:億円

テルモが入居する東京オペラシティタワー(東京・初台2017/04/18 撮影 kikuchi)

2017年4月の2本立て債(3年・10年、総額200億円)以来7年ぶりの希少性と、「財務基盤の安定性、それによる高いクレジットへの評価」(みずほ)から強い買いが入り、3年債が国債+24bp、5年債が+23bpと、マーケティングレンジの下方でのプライシングとなり、それぞれ980億円程度、670億円程度のオーダーを取り込んだ。主な参考銘柄だったトヨタファイナンス2本立て債(AAA:R&I/A1:ムーディーズ/A+:S&P、同1000億円、主幹事:みずほ/大和/野村/三菱UFJMS/SMBC日興/東海東京)との距離は1~4bpとなっている。

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