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東電PG債:定例の期初に登場、総需要3000億円

東京電力パワーグリッド(2023年1月21日、東京・新宿)

12日、東京電力パワーグリッドの3本立て債(A-:R&I/A:JCR、総額1800億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
71 5 300 2029/4/18 0.996 54 三菱/日興/野村/みずほ/大和/しんきん
72 10 900 2034/4/18 1.568 72 日興/みずほ/野村/大和/三菱/しんきん
73 15 600 2039/4/18 2.093 81 みずほ/野村/三菱/日興/大和/しんきん

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

今年度初回の定例債。流通実勢や先行案件を参考に居所を探り、総額1800億円と、2022年4月の案件(総額2000億円)以来の規模に仕上げた。パイプラインが多いなかでも埋もれることなく、「期初の買いニーズを持つ幅広い層から3000億円ほどの総需要を集め、盛り上がった」(SMBC日興)。社債市場への登場は昨年10月以来半年ぶり。

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