株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

この記事は有料記事です

静岡県20年定償債:+25bpを踏襲

17日、静岡県の20年定時償還債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 22
決定方式 主幹事方式
年限 最終20年(平均10.07年)
発行額 50億円
表面利率 1.212%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+25bp
参照国債回号 149
参照国債償還日 2034年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 最終2044年3月18日
償還方法 定時償還(各利払日に25万円ずつ償還)
格付け AA+(R&I)/A1(ムーディーズ)
主幹事 SMBC日興/野村/みずほ

プレサウンディングを行い、5月13日に起債をアナウンスしたうえサウンディングを実施した。ほかの年限での起債や発行体の資金需要を精査した結果、発行額は50億円とした。20年定償債は、4月に京都府が11ヵ月ぶりに起債し、同11日に仙台市債が続いていた。先行・並走していた宮城県債は5月15日に条件決定している。スプレッドは、いずれも昨年9月から続く国債+25bpだった。

河津桜(静岡県河津町、2020年2月15日)

この記事は有料記事です。全文をお読みいただくには、
法人向けサービス(有料)へのお申し込みが必要です。

関連記事