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東京都:久々の主幹事方式10年債、「ならでは」の層が参加

町屋駅前に入線待ちの東京さくらトラム(2020年12月29日)

19日、東京都の10年公募公債が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 853
決定方式 主幹事方式
年限 10年
発行額 100億円
表面利率 1.083%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+5bp/国債カーブ+5bp
参照国債回号 375
参照国債償還日 2034年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2034年6月20日
格付け A+(S&P)
主幹事 みずほ/SMBC日興/しんきん

東京都が久々に主幹事方式で10年債を起債した。普段の交渉(プレマーケティング)方式には参加しない都銀や系統上部の稼働が見られ、これまで通りに他団体マイナス1bpを適正値として示し、発行額の約1.4倍の最終需要を得た。

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