19日、岩谷産業の2本立てサステナビリティボンド(A+:JCR、総額100億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 7 | 50 | 2031/1/24 | 0.836 | 47 | 三菱/野村 |
6 | 10 | 50 | 2034/1/25 | 1.218 | 57 | 野村/三菱 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
昨年11月に起債をアナウンスしていたものの延期。発行体は12月に旧村上ファンドからコスモエネルギーホールディングスの株式を約20%取得しており、「格付けへの影響は限定的」(JCR)との見解を得たうえでこのタイミングに出直した。市場環境が改善するなか、7年債が約3倍、10年債が約3.7倍のオーダーを獲得した。社債市場への登場は2022年9月以来1年4ヵ月ぶりで、初めてのサステナ債だった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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