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蘇る“あの住不”:2本立てGB、最終需要「非公表」・自己ブック「ノーコメント」

1日、住友不動産の2本立てグリーンボンド(GB、AA-:R&I/JCR、総額300億円、ブックランナー:みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
113 7 100 30/6/7 0.500% +27.7bp#
114 10 200 33/6/8 0.790% +35.9bp#

※発行額:億円、#はキャピタルアイ・ニュース算出

住友不動産梅田ガーデン(2022年9月6日、大阪市北区)
住友不動産梅田ガーデン(2022年9月6日、大阪市北区)

100億円の7年債を0.50%、200億円の10年債を0.79%と、いずれもレンジ下限の水準に仕上げた。単独でディールを手掛けたみずほは、販売先の業態と中央・地方の比率を明らかにした一方、最終需要と自己ブックの有無については、それぞれ「非公表」、「ノーコメント」とした。

7年債・100億円程度、10年債・200億円程度として23日にサウンディングを実施。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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