22日、国際協力銀行の5年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 4
決定方式 主幹事方式
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 0.639%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+8bp/国債カーブ+8bp
参照国債回号 354
参照国債償還日 2029年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年3月19日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
ブックランナー みずほ
主幹事 野村/三菱UFJモルガン・スタンレー
SDGs債種別 グリーンボンド
第三者評価機関 サステイナリティクス
外債で定期的にノンラベル債やGBを発行しているが、円建て債は6年9ヵ月ぶりで、発行体として初めての円建てGB。このため、幅広い関心を呼び、100億円に対して約2.7倍の需要を獲得した。「本邦財投機関債市場における発行体のブランド力を改めて確立した」(みずほ)。
よく読まれている記事
- 2024年11月21日 中日本高速5年債:先行並みで1150億円
- 2024年11月21日 JICA債:2回目の「ジェンダー」
- 2024年11月21日 東日本高速債:2年が1bp前進、10年はステイ
- 2024年10月10日 日本公庫債:先行見極め1日マーケティング
- 2024年7月10日 JBIC3年政保ドル債:久々の年限に中銀・公的など稼働