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ソフトバンク債:短くて厚い

21日、ソフトバンクの2本立て債(A+:R&I/AA-:JCR、総額800億円、主幹事:みずほ/大和/日興/三菱/野村/SBI/岡三/東海東京)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
25 3 200 2027/5/27 0.828 42
26 5 600 2029/5/25 1.189 62

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

国債買い入れオペの減額や金利上昇、社債の供給の増加という難しい環境において、3年・5年・7年・10年・15年債で需要を探り、最終的に3年と5年という「投資家が検討しやすい年限を選択し、目線に沿った水準を提示したことで、総額800億円の大型起債を実現した」(みずほ)。傘下のLINEヤフーの資本構成を巡って、発行体は韓国のネイバーと交渉しており、この材料をどう織り込むか迷う向きが存在したものの、「投資家のクレジット判断への影響は見られなかった」(同)という。

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