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学生機構2年債:2bpタイト化・1000億円超・新規88件

早稲田大学大隈記念講堂(2021年4月24日、東京・新宿区)

22日、日本学生支援機構の2年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 75
年限 2年
発行額 300億円
表面利率 0.439%
ローンチ・スプレッド 国債+8bp/国債カーブ+8bp
参照国債回号 343
参照国債償還日 2026年6月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2026年6月19日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 SMBC日興/みずほ

発行体による今年度初の起債。先行銘柄や前回債の国債カーブ+10bpから2bpタイト化させたうえ、発行額の3.6倍ほどとなる1070億円程度の需要を集める盛況ぶりだった。新たに88件の投資表明を獲得し、累計件数は財投機関債トップの550件となっている。「発行条件をタイト化させたにもかかわらず、多くの参加を得ており、投資家基盤の強化につながった。今後の起債に弾みを付けた」(三菱UFJMS)。

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