25日、日本学生支援機構の2年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 72
年限 2年
発行額 300億円
表面利率 0.080%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+6.0bp程度<CEYE算出>
参照国債回号 340
参照国債償還日 2025年9月20日
プライシング基準 絶対値
償還日 2025年9月19日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)
ブックランナー 野村
主幹事 SMBC日興/三菱UFJモルガン・スタンレー
5月の第71回債(300億円、0.08%、国債+13.9bp<CEYE算出>、主幹事:野村/大和/SMBC日興)に続く登場で、今年度2回目。直近の財投機関債では今月4日の日本政策投資銀行2年サステナビリティボンド(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ/A:S&P、100億円、0.105%、ブックランナー:みずほ/三菱UFJMS)がスプレッドプライシングの国債カーブ+10bpで登場していたものの、「絶対値確保をより意識する投資家が多い」(野村)との判断から絶対値マーケティングを選択し、前回債と同じ0.08%に落ち着いた。キャピタルアイ・ニュース算出の国債対比は+6.0bpだった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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