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西日本高速2本立て債:2年で2bp前進、5年の好調続く

25日、西日本高速道路の2本立て債(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ、総額1000億円、主幹事:大和/野村/みずほ/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 基準
79 2 200 25/08/29 0.145 14 13 国債
80 5 800 28/08/31 0.484 26 24 国債

発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp

沖縄自動車道(2022年12月20日)
沖縄自動車道(2022年12月20日)

2年債は7月の先行銘柄から2bpタイトな国債カーブ+13bpで200億円の約2.9倍、5年債は同月の先行銘柄並みの+24bpで600億円程度から800億円に増額したうえ、その約4.2倍の需要を集めた。今回もソーシャルボンドとして起債しており、新規に33件の投資表明を獲得した。西日本高速の登場は7月の5年債以来で、これが条件決定した翌営業日の24日に今回債のアナウンスを行い、31件を対象とした個別IRを実施し、8月21日のヒアリングで運営に入っている。

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