株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

西日本高速5年ソーシャル債:4ヵ月ぶりに前進、C+21bp

9日、西日本高速道路の5年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

大山崎ジャンクション(西日本高速道路提供)
大山崎ジャンクション(西日本高速道路提供)

回号 85
年限 5年
発行額 300億円
表面利率 0.508%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+21.5bp/カーブ+21bp
参照国債回号 353
参照国債償還日 2028年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年2月16日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー SMBC日興
主幹事 みずほ/大和

5年物道路会社債は、発行体による昨年10月の案件で国債カーブ+22bpと、それまでの+23bpから1bp縮小。これ以降、今年1月まで+22bpが続いた。直近の中日本高速道路債が700億円の人気ディールになったことと、セカンダリーでの道路会社債が+20bp近辺で推移していたことを拠りどころに、今回の西日本高速債は+21~22bpでマーケティングを始め、最終的に下限の+21bpに落ち着いた。このセクターのタイト化は4ヵ月ぶり。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

関連記事