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東日本高速2年ソーシャル債:財投と逆の動き、初のPOT

第三京浜玉川IC(2018年3月24日)
第三京浜玉川IC(2018年3月24日)

22日、東日本高速道路の2年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 109
年限 2年
発行額 200億円
表面利率 0.126%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+14bp/カーブ+12bp
参照国債回号 340
参照国債償還日 2025年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2025年11月28日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)/A1(ムーディーズ)
ブックランナー みずほ
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/SMBC日興

2年ゾーンには財投機関セクターの鉄道建設・運輸施設整備支援機構債(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、80億円、0.106%、主幹事:大和/SMBC日興/三菱UFJMS)が17日に国債カーブ+11bpと、同じスプレッドプライシングで起債された先行銘柄の+10bpから1bpワイドに調整した。これに対し、東日本高速債は10月の西日本高速道路債(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ、200億円、0.170%、同:野村/三菱UFJMS/みずほ/大和)が付けた+13bpをベースに居所を探り、結果は+12bpと1bpタイト化させた。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

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