22日、西日本鉄道の10年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 54
年限 10年
発行額 100億円
表面利率 1.263%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+56bp
参照国債回号 372
参照国債償還日 2033年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2033年11月29日
格付け A+(JCR)
ブックランナー 野村/みずほ
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー
SDGs債種別 グリーンボンド
ストラクチャリング・エージェント 野村
第三者評価機関 R&I
初のGBと民鉄セクターという強みが活き、金利変動によって起債が難しくなっている10年ゾーンで、シングルAクラスとしては比較的タイトな国債+56bpに着地し、100億円に対して1.4倍ほどの需要を集めた。西鉄の登場は2021年6月の劣後債以来で、シニアの前回債は2020年4月までさかのぼる。10月19日に起債をアナウンスし、11月7日からのサウンディングで運営に入った。
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