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西鉄債:マイナス解除後・年度初の民鉄

大橋駅に入線する西鉄6000系(2023年12月26日)

5日、西日本鉄道の2本立てグリーンボンド(GB、A+:JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 基準
55 5 150 29/04/11 0.667 27 国債
56 10 150 34/04/11 1.125 35 国債

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

3月にマイナス金利が解除され、イールドカーブ・コントロール政策も撤廃されてから初めてで、今年度最初の民鉄セクター。5年債が国債+27bp、10年債が+35bpと、改めて水準を示した。3月22日に起債をアナウンスし、サウンディングを始めた。西鉄の登場は昨年11月の10年GB以来で、10年物民鉄債もこれが前回だった。

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