5日、西日本鉄道の2本立てグリーンボンド(GB、A+:JCR、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|
55 | 5 | 150 | 29/04/11 | 0.667 | 27 | 国債 |
56 | 10 | 150 | 34/04/11 | 1.125 | 35 | 国債 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp
3月にマイナス金利が解除され、イールドカーブ・コントロール政策も撤廃されてから初めてで、今年度最初の民鉄セクター。5年債が国債+27bp、10年債が+35bpと、改めて水準を示した。3月22日に起債をアナウンスし、サウンディングを始めた。西鉄の登場は昨年11月の10年GB以来で、10年物民鉄債もこれが前回だった。
よく読まれている記事
- 2025年1月10日 JR東日本債:10年2bp・20年1bp前進
- 2025年1月10日 日鉄興和不動産、5年GBを準備
- 2025年1月7日 SBIHDが3年・5年債を準備
- 2024年12月25日 IHIがトランジション債を準備
- 2024年12月23日 FOOD&LIFE COMPANIESが5年債を準備