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東日本高速債:5年は2bp前進、2年・10年は財投プラス1bpを維持

NEXCO東日本のマーク(2022年11月29日、東北自動車道蓮田SA)

10日、東日本高速道路の3本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ、総額1790億円、主幹事:野村/大和/みずほ/三菱/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
110 2 650 2026/3/19 0.314 11 11
111 5 1000 2029/4/25 0.607 18.5 18
112 10 140 2034/4/25 0.905 11 10

発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp

今年度最初の道路会社債。5年債は国債カーブ+18bpに着地し、2月の案件から3ヵ月連続、先月の中日本高速道路債からは2bpのタイト化を実現した。2年・10年債はこれまでの財投機関債プラス1bpの格差を維持し、それぞれ+11bp、+10bpに落ち着いた。「新規先やリピーターなど、幅広い層の参加を得た」(野村)ことで、5年債を軸に総額1790億円のディールとなった。

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