10日、東日本高速道路の3本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/AAA:JCR/A1:ムーディーズ、総額1790億円、主幹事:野村/大和/みずほ/三菱/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ |
---|---|---|---|---|---|---|
110 | 2 | 650 | 2026/3/19 | 0.314 | 11 | 11 |
111 | 5 | 1000 | 2029/4/25 | 0.607 | 18.5 | 18 |
112 | 10 | 140 | 2034/4/25 | 0.905 | 11 | 10 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp
今年度最初の道路会社債。5年債は国債カーブ+18bpに着地し、2月の案件から3ヵ月連続、先月の中日本高速道路債からは2bpのタイト化を実現した。2年・10年債はこれまでの財投機関債プラス1bpの格差を維持し、それぞれ+11bp、+10bpに落ち着いた。「新規先やリピーターなど、幅広い層の参加を得た」(野村)ことで、5年債を軸に総額1790億円のディールとなった。
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