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日本郵船債:格上げ後初、トランジションとGBで

10日、日本郵船の2本立て債(AA-:JCR、5年トランジションボンド/10年グリーンボンド〈GB〉、総額250億円、主幹事:三菱UFJモルガン・スタンレー/野村/SMBC日興/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 基準
47 5 150 29/04/17 0.722 30 国債
48 10 100 34/04/17 1.175 38 国債

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

日本郵船歴史博物館(横浜市中区、2017年8月6日)

2021年7月と2023年7月に2本立てトランジション債を発行しており、それ以来の登場。今回は5年債をトランジション債で、10年債をGBで起債した。発行体のGBは初めて。また、2月にJCRがシングルAプラスからダイブルAマイナスに格上げしており、この格付けに戻ってからは初めての起債だった。4月1日にアナウンスし、2日のサウンディングで運営に入った。

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