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ヒューリック債:上限に寄せて増額

HULIC SQUARE TOKYO(2023年2月2日、東京・銀座)

12日、ヒューリックの2本立て債(AA-:JCR、総額500億円、主幹事:みずほ/野村/大和/日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債
13 3 300 2027/4/16 0.569 29
14 5 200 2029/4/18 0.806 35

発行額:億円/表面利率:%/対国債:+bp

3年債は社債買い入れオペに入るものの、制度の終了が決まっているなかで新たな水準を探り、国債+29bpに決まった。5年債は3年債の居所や投資家の目線に合わせて+35bpに着地。金利に先行き不透明感があり、事業債の発行量が増える状況で、ガイダンスを修正した。そのうえ、マーケティングレンジの上限に寄せたことで各100億円の増額を実現し、総額500億円のディールに仕上げた。

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