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京阪神ビル7年債:初のSLBで1.3倍示す

22日、京阪神ビルディングの7年サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 14
年限 7年
発行額 50億円
表面利率 1.359%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+90bp
参照国債回号 361
参照国債償還日 2030年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2030年11月29日
格付け A-(R&I)
ブックランナー SMBC日興
主幹事 大和
SDGs債種別 サステナビリティ・リンク・ボンド
第三者評価機関 R&I

発行体のSLBは初めてで、温室効果ガス排出量に関するサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲットを設け、未達の場合は、環境保護活動を行う団体に寄付をするか、排出権を購入する。国債+90bpに着地し、50億円の1.3倍近くの最終需要だった。京阪神ビルの登場は3年ぶり。10月27日にアナウンスし、11月13日からのサウンディングで運営に入った。

京阪神代々木公園ビル(2018年7月9日、東京・渋谷区)
京阪神代々木公園ビル(2018年7月9日、東京・渋谷区)

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