9日、科学技術振興機構(JST)の2年債が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 2
年限 2年
発行額 200億円
表面利率 0.215%
ローンチ・スプレッド 国債+14.5bp/国債カーブ+14bp
参照国債回号 341
参照国債償還日 2025年12月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2026年2月20日
格付け AA+(R&I)
ブックランナー 三菱UFJモルガン・スタンレー
主幹事 野村/みずほ
日銀のマイナス金利解除への警戒感が強まり、金利のボラティリティが高まるなか、市場実勢並みの水準が求められ、1月の先行案件から4bpワイドな国債カーブ+14bpに着地した。大幅な調整が好感され、200億円の発行額に対して380億円程度のオーダーを獲得した。市場への登場は昨年2月以来1年ぶりで2回目。
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