9日、中央日本土地建物グループの5年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。
![中央日本土地建物グループ広告(2021年4月23日、大手町駅)](https://c-eye.co.jp/wp-content/uploads/2021/04/0a411cae105c27a897ff24fa748eab6d-300x225.jpg)
回号 8
年限 5年
発行額 100億円
表面利率 1.043%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+73bp
参照国債回号 354
参照国債償還日 2029年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年2月16日
格付け A-(JCR)
ブックランナー みずほ
主幹事 野村
発行体にとって3回目のGBで、昨年8月の5年GB(170億円、0.909%、国債+70bp、主幹事:みずほ/野村)に続く起債。半年前と同じ年限とし、前回債の売買参考統計値をベースとしたガイダンスで投資家の関心を引き寄せ、1%超の絶対値が見込めたこともプラスに働き、マーケティングレンジ下限の国債+73bpで460億円ほどのオーダーを取り込んだ。事業債の供給が少ないなかでのスプレッドリッチ銘柄ということで、「買いが買いを呼ぶ展開となった」(みずほ)。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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