20日、日本学生支援機構の2年ソーシャルボンドが条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 73
年限 2年
発行額 300億円
表面利率 0.100%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+5.5bp程度<CEYE算出>
参照国債回号 340
参照国債償還日 2025年9月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2025年11月20日
格付け AA+(R&I)/AAA(JCR)
ブックランナー 野村
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー/大和
2年物財投機関債は自身による8月の第72回債(300億円、主幹事:野村/SMBC日興/三菱UFJMS)が直近の案件。この時は0.08~0.10%でマーケティングを始め、下限に落ち着き、キャピタルアイ・ニュース算出の国債対比は+6.0bpとなり、カーブ対比でも同程度だった。今回は、ヒアリング中の金利動向を受けて利回り低下への警戒感が高まり、絶対値プライシングを採用したものの、マーケティングに入ると金利水準が切り上がるという難しい環境での運営となっている。結果、0.10%で400億円程度のオーダーを取り込んだ。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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