25日、NTTファイナンスの3本立てグローバルドル債(A1:ムーディーズ/A:S&P、総額23.5億ドル、ブックランナー:JPM/BofA/BNPP/シティ/バークレイズ/野村/みずほ/SMBC日興/大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対米国債 |
---|---|---|---|---|
3 | 6億ドル | 27/7/2 | 5.104% | +65bp |
5 | 9億ドル | 29/7/2 | 5.110% | +85bp |
7 | 8.5億ドル | 31/7/2 | 5.136% | +90bp |

ドル建てでの起債は2022年7月の3本立てグリーンボンド(GB、総額15億ドル、ブックランナー:MS/JPM/野村/BofA/GS/BNPP/みずほ/大和)以来およそ2年ぶり。今回はノンラベル債として起債し、3年・5年・7年債の3本で総額23億5000万ドルの発行額に対し、同58億ドル超のオーダーを取り込んだ。
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