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NTTF7年ユーロ建てGB:希少性とラベル付き

5日、NTTファイナンスの7年ユーロ建てグリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 7年
発行額 7億ユーロ
表面利率 3.359%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド MS+73bp
償還日 2031年3月12日
格付け A1(ムーディーズ)/A(S&P)
ブックランナー JPモルガン・セキュリティーズ/モルガン・スタンレー・インターナショナル/BofAセキュリティーズ/シティグループ・グローバル・マーケッツ/BNPパリバ/ゴールドマン・サックス

ドコモショップ(2018年4月21日、東京・世田谷区)

ユーロ建てでの起債は2021年12月の4年・7年GB(AA+:R&I/AAA:JCR/A:S&P、ブックランナー:JPM/MS/BofA/GS/BNPP/野村/みずほ/SMBC日興/大和)以来およそ2年3ヵ月ぶりで、発行体の外債となると2022年7月のドル建て2年・3年・5年GB(A1:ムーディーズ/A:S&P、同:MS/JPM/野村/BofA/GS/BNPP/みずほ/大和)以来。「ネームの希少性とGB効果」(BNPP)によって、同じ日にローンチした他銘柄を下回る新発プレミアム(NIC)を達成したうえ、発行額の3倍のオーダーを取り込んだ。

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