株式・債券の発行市場にフォーカスしたニュースサイト

JR東日本債:9年・20年で2回目のユーロ建てGB

29日、JR東日本の2本立てユーロ建てグリーンボンド(GB、A1:ムーディーズ/A+:S&P、総額13億ユーロ、ブックランナー:BofA/MS/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。

年限 発行額 償還日 表面利率 MS対比
9 6億ユーロ 32/9/5 3.976% +90bp
20 7億ユーロ 43/9/5 4.389% +140bp
大崎駅に停車する埼京線車両(2023年7月27日)
大崎駅に停車する埼京線車両(2023年7月27日)

2月の20年債(7.5億ユーロ、4.110%、MS+130bp、ブックランナー:BofA/BNPP/野村)に続くユーロ建てGBで、同通貨でのこの商品は2回目。今回は9年・20年の2本立て債とし、6億ユーロと7億ユーロの発行額に対し、それぞれ19億ユーロ程度、16億ユーロ程度のオーダーを取り込んだ。スプレッドはMS+90bp、+140bpと、イニシャルプライスソーツ(IPT)から25bpタイトな水準となっている。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む

関連記事