26日のクレジット市場は、大学債についての意見が聞かれた。
債券相場で先物(6月限)は前日比22銭安の143円93銭で取引を終了。今日までの日銀会合で国債買い入れオペの規模縮小が検討されるとの昨日の報道を受けて売りとなり、結局は据え置かれたものの3日続落した。新発10年物国債の利回りは同3.5bp高い0.925%。一時は昨年11月2日以来の0.930%を付けた。
大学債は昨年5月の東海国立大学機構20年債を最後に供給が止まっており、今年度はまだパイプラインに上がっていないが、市場関係者によると、北海道大学が発行を検討している。
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