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高速道路機構債:ターゲットのラダーニーズを埋める

17日、日本高速道路保有・債務返済機構の2本立てソーシャルボンド(AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額220億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ 主幹事
328 16 100 2040/5/25 1.607 14.3 13 野村/三菱/大和/日興/みずほ
329 22 120 2046/5/25 1.865 6.9 6.6 野村/日興/三菱/大和/みずほ

発行額:億円/表面利率:%/対国債・対カーブ:+bp

4月の5年・20年債から2ヵ月連続で起債し、発行体の長期的な資金収支の見通しや償還の平準化を踏まえ、オッド年限の2本で登場した。「周辺年限からの線形補間で水準を見いだし、償還ラダーが空いている先の買いを捉えた」(野村)。総額220億円への増額を実現し、1月の18年・22年債の同93億円を大きく上回っている。

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