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商船三井2本立て債:1ノッチ上の郵船プラス1~2bp

17日、商船三井の2本立て債(A+:JCR、総額266億円、取りまとめ:大和)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 主幹事
27 5 166 29/5/23 0.850% +32bp 野村/大和/みずほ/しんきん
28 10 100 34/5/23 1.324% +39bp 大和/野村/みずほ/しんきん

※発行額:億円

商船三井大井物流センター(東京・大井 2017/06/17 撮影 kikuchi)

いずれも4月10日の日本郵船2本立て債(AA-:JCR、総額250億円、主幹事:三菱UFJMS/野村/SMBC日興/大和)との比較で居所を探り、5年債が国債+32bp、10年債が+39bpとタイトサイドに着地した。1ノッチ上の日本郵船債に1~2bpの上乗せにとどまり、これには「ほかの案件と重ならないタイミングでの登場が奏功した」(野村)。トランスペアレンシー方式を採用し、5年・10年債ともにアカウントXが存在した一方、自己ブックは出ていない。

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