22日、阪急阪神ホールディングスの5年グリーンボンド(GB)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 68
年限 5年
発行額 150億円
表面利率 0.592%
発行価格 100
ローンチ・スプレッド 国債+23bp
参照国債回号 354
参照国債償還日 2029年3月20日
プライシング基準 JGB
償還日 2029年2月28日
格付け A+(R&I)/AA-(JCR)
SDGs債種別 グリーンボンド
第三者評価機関 JCR
ブックランナー 大和
主幹事 SMBC日興/三菱UFJモルガン・スタンレー/みずほ/野村
![1000系](https://c-eye.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/3844352c1a8fb7971882ff38437f41be-300x225.jpg)
シングルAプラス(R&I)/ダブルAマイナス(JCR)という格付けながら、民鉄セクターのGBという強みを活かし、高速道路会社債の国債+21~21.5bpに迫る+23bpでローンチし、150億円の発行額に対して約2.3倍の需要を集めた。発行体のSDGs債は2021年12月のサステナビリティボンド以来で、GBは初めてだった。1月25日にGBのフレームワークを公表し、訂正発行登録書を提出。併せて起債をアナウンスした。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
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