12日、JR東日本の2本立て債(AA+:R&I、総額200億円、主幹事:SMBC日興/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | 10 | 100 | 34/01/19 | 0.910 | 33 | 32 | 国債 |
198 | 20 | 100 | 44/01/19 | 1.554 | 24 | 22 | 国債 |
発行額:億円/表面利率:%/対国債・カーブ:+bp
10年・20年・30年・40年・50年の年限を想定して1ヵ月ほどにわたる長期のサウンディングを行ったが、結局10年と20年の2本立て債として、総額200億円を調達した。JR東日本の登場は昨年10月の4本立て債以来だった。トランスペアレンシー方式で運営し、両年限でアカウントXが存在し、自己ブックはなかった。
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